f丸の生態・デイリー

よく本を読んだり、たらたらかんがえごとをしている人のブログです。

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走ル 羽田圭介
羽田圭介って作家さんの「走ル」って本を紹介いたします。

ちなみにこの羽田圭介という方は、五年位前高校在学中に「黒冷水」という
兄弟がいがみ合う小説で文芸賞(綿谷りさと同じ新人賞)を受賞して
デビューした方です。

前作の「不思議の国のペニス」(改めてみるとすごいタイトルだ・・)も
含めて、引きこもり気味のコミニケーションが不得手な男の子の小説という
森見富美彦系の小説で行くのかなと思いきや、今回の小説は「走ル」。
タイトルの通り、走ります。家にこもることなく、走ります。

内容はというとひょんなことから、高性能なマウンテンバイクを手に入れた主人公
(高校生男子 陸上部員)がそんな気分になってしまったので、八王子の実家を飛び出し
て、学校もサボって、東京を脱出して、勢いのままに、目標もないままに、
北上していくというお話。
花村萬月あたりにも似たようなお話があったし、記憶に新しいところだと
「ハチミツとクローバー」で竹本くんが自分探しに北へ向かったとか、
もうそんな感じ。

ただこの小説、主人公がけっこうたいそうな事をしているのに、軽い。
そして、その周りの人たちの考え方もまた、軽い。

逃げられないような苦悩もなければ、どこまで行く、なんとかするとかいう
明確な目標もないままに、走りたいところ、行けるところまで行こうとして、
そして、気がつけば、いつの間にか、自分と周りの環境(学校など)を
比較しては、ぼんやりと見つめなおしたりする。

なんだか、そんな時代なのかなぁとぼんやり思ってしまいました。
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コメント
from: 猿渡   2008/04/06 9:51 AM
「黒冷水」を読んだ時、視点がエグイやっちゃなあ〜と夢中で読んだのを覚えています。

たまたま買った雑誌に「走ル」が載っていたので
あ、あいつだと思って読んだら、また夢中で読んでしまいました。‘若さ’が苦手な自分ですが彼のは
気負いのない老獪さを併せ持っているような気がしますです。
from: f丸   2008/04/06 10:20 AM
ハローです。
「黒冷水」の時は、若さゆえにえげつなくて、
今回の「走ル」は若さゆえに目的なく
走るわけですものね。

文章のリズムテンポもすごく良いので、
このまま引き出しの多い作家さんになってほしい
ものです♪
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