f丸の生態・デイリー

よく本を読んだり、たらたらかんがえごとをしている人のブログです。

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文芸賞受賞作品ダブルス 「ヘンリエッタ」 「公園」
ヘンリエッタ
ヘンリエッタ
中山 咲
最近、話題性狙いとしての無理やりな弱年齢化ばかりが目に付くと
悪い評判が先行している印象を受ける文芸賞。
けれども、今年の受賞作の二作品はどちらも気骨のようなものを
感じる個性豊かな作品でした。

やはり綿谷りさ、糸山秋子を輩出した審美眼はなかなかまだ馬鹿にできません。
「黒冷水」以降、音沙汰なかった羽田圭介も前衛的なものを描いてきているし、
すごく勢いを感じます。

「ヘンリエッタ」は瑞々しくて若々しくて、個性豊かなあまりに逆に傷つきやすく
なってしまった若い女性たちの変わった日常を、細部にこだわって、それでも
ふんわりとしたタッチで描いている。
そのまんまよしもとばななや江国香織が好きなんだろうなぁと思わせる久しぶりの
「ガーリッシュな純文学」の直球でした。

「公園」はこれもまたばりばりの純文学。けれども、こちらの小説は「個と他者
との距離感」を表現した小説だと思うのに、ここ最近では珍しいくらいに人の
暖かさを排除した、人工的で無機質な小説。
どこまで行っても愛着が湧かない登場人物、起きなさそうだけど起きるかもしれない
くらいの不条理、どこまでいっても交わりそうで交わらない「個と集団」の
関係性が人を描写しているのにも関わらず、かちんかちんに整列している
のを見ているような不気味さ。
時系列の流れを無視して、作者(主人公の視線)が強引に時間を先送りするのも
またその効果を際立てている。なんか藤沢周とか古くで言うと安部公房ラインの
純文学だけど、その主旨一貫ぶりがあまりにもクール&ビューティーでナイス!!

個人的にはこういうのは大好きなんだけど、たぶん芥川賞とかにはあくが強すぎて
無視されてしまうんだろうなぁと思わずにはいられません。
どちらもおススメにはおススメですよ☆
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