f丸の生態・デイリー

よく本を読んだり、たらたらかんがえごとをしている人のブログです。

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きつねのはなし  森見 登美彦
きつねのはなし
きつねのはなし
森見 登美彦

独特な世界観を持ち続ける新鋭・森見登美彦。強引にたとえるならば、独白系の
童貞妄想小説(下品か)ということで阿部和重あたりにつながっているような
気がする・・実際問題にいちばん何に似ているかといえば「男おいどん」なんだが。
松本零次は純文学なのね。

けれども、今回の小説は京都を舞台に幻を描いた、死の色も濃くうちだした
落ち着きのある幻影的な小説でした。

中篇連作集で登場人物たちのあいだで光が当てられる部分が少しづつ変わって
いくところもとても好きです。
「一作目の脇役」が二作目で主役級の扱いで出てきて、「一作目の出来事は
嘘ばなしなんだ」というような凝った創りも、一話ごとの印象としては
弱くなりますが、連作集としての結びつきを強めて、全体としては逆に魅力的
なものとしていると思います。

けれども、自分の読み方も悪いのでしょうが、森見登美彦の場合、そういう
閉塞とか行き場のなさが他の具体的なものにまで昇華しにくいのが残念です。
たぶん、なにかそういうものを想定して書いているのあろうなぁとは思うの
ですが、今のところ、ちょっとそれがピンと来ないイメージです。

「太陽の塔」も「四畳半神話体系」も「もてない男の子たちの頭でっかちな
行き場のなさ」でまとめてしまわれるみたいに。これもなんか「ムードの
ある不思議な話だよ」で終わらせてしまいそうです。
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