f丸の生態・デイリー

よく本を読んだり、たらたらかんがえごとをしている人のブログです。

基本的に毎日更新しています。
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2005年 ベストテン ブックランキング
10位 白い鳥と黒い鳥 いしいしんじ
いしいしんじの作品ですと、今年はこれが一番好きです。
あまりほのぼのさが薄いブラックな雰囲気が好きでした。

9位 沼地のある森を抜けて
梨木香歩という作家は童話っぽい作品が多いという印象が強かったのですが、この作品では生命という大きなテーマをグロすぎることなくファンタジーっぽい雰囲気で新しい面を見ることができたと思いました。

8位 子供たち怒る怒る怒る 佐藤友哉
この本を読了したときに、気の利いた感想があまり書けなかったのが少し心残りです。マイナスの感情をとりあえず結論やカタルシスを求めずにただその大きな姿だけを大胆に描いた力強い作品でした。

7位 告白 町田康
8位と似たような感想になってしまうかもしれません。けれども、こっちは主人公の自分と他者の普通を比べる不幸がより淋しかったです。

6位 古道具中野商店 川上弘美
枯れたような静かさが相変わらず素敵でした。自分としては「センセイの鞄」や「ニシノユキヒコの恋と冒険」と並ぶような優雅だけれども淋しい、贅沢な空白とでも言えば適切のような、突き放した雰囲気が大好きです。

5位 犬はどこだ 米沢穂信
今までそんなに好きでもなかった作家さんですが、これは十分に楽しめました。今まではなんだか宙ぶらりんでどんな話の展開なのか、大事なことなのかさえ見失いそうになってしまった(だからこそ今までは苦手だったのかも・・)文体が今作ではびんびん自分のツボに入りました。
はらはらとかどきどきはさせない主人公と作品全体の頼りないイメージがすごく新鮮でした。

4位 キップを探して 池澤夏樹
大好きな作家の一人の池澤夏樹ですが、久しぶりにすごく楽しい作品でした。少し青臭い子供たちの童話的な世界が活き活きと伝わってきて、子供のときに迷子になったときの困った気持ちや夏休みが終わってしまうような寂しさ、そういうピュアな感情がたくさんつまっているようないい本だったと思います。

3位 退廃姉妹 島田雅彦
純文学で細腕繁盛記で戦争モノで恋愛小説でそれでいてエンタメ。
いろいろなジャンルが矛盾しないで詰め込むことができた、ナイスな一作でした。
タイトルも表紙も文体も素晴らしかったです。

2位 風味絶佳 山田詠美
一文字たりとも手を抜いていない、文字や句読点のすべてになにかしら意味がある強い作品だったと思います。
書いてある内容自体は「姫君」あたりと同じで、モチーフが変わっただけだと思いますが、それでもこの作家さんが描く「寂しさや欲求不満の形」は自分の読書欲を刺激してやみません。

1位 魔王 伊坂幸太郎
マイブログリストでリンクさせていただいている方々の感想を読むと、かなり毀誉褒歪が激しい一作ですが、自分はこの小説を今年のベスト、さらに伊坂幸太郎の作品でもベストだと思います。巨大な悪というものを描ききることなく余裕を残して、不穏なムードで包み込んだうえに、その「悪」というものに立ち向かうスタンスの違い、さらに「悪」にたいする感じ方の違い、人の数だけある感受性の違いというものをあまり具体性を持たせずに抽象的に不気味に描いたじわじわと来るモンスターブックだと思いました。

それでは、皆様、来年もこのランキングでお会いできることを楽しみにしております。皆様のベストブックを見るのも楽しみなので、コメントトラバ大歓迎でよろしくお願いいたします。

あ、あと、紅白への自分の意気込みも投稿しないといけないので、年内中にもう一度更新があるはずですので、では、その時にまた〜
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